人気温泉旅館ホテル250選に5回以上入選の宿

2024

[ 群馬県 草津温泉 ]

江戸時代創業、湯畑に一番近い老舗宿。
ハレの日を楽しむビュッフェダイニングや湯畑を望む新客室が誕生。

画像:湯滝

湯畑から見上げる白亜のホテル一井。「一番井戸の一井」を感じることだろう。

 湯畑正面で江戸時代から三百余年の歴史を刻むホテル一井。近年のリニューアルによってそのロケーションを最大限に活かした施設やおもてなしが相次いで誕生し、老舗宿の心意気そのままに快適さを極めた宿へと変貌しつつある。
 例えば、湯畑前の本館1階に位置する「おみやげセンター」は整備された湯畑にひときわの賑わいを創出する草津最大のショッピング施設としてひときわの人気を呼んでいる。

ハレの日を五感で楽しむ、ビュッフェ「湯雲」がオープン

画像:ビュッフェ湯雲夕食

和洋中の多彩なメニューのビュッフェ料理(一例)。

 そして2024年10月に別館9階にオープンしたのが、ホテル一井のメインダイニング、ビュッフェ『湯雲』だ。日常を忘れ、旅行という「ハレの日を楽しむ」をコンセプトとした五感で楽しめる体験型ビュッフェである。
 夕食はこのビュッフェ『湯雲』と『季味の浪漫』の2つのスタイルから選んで堪能する。
 ビュッフェ『湯雲』で楽しめるのが和洋中の豊富なメニューや、ライブキッチンで目の前で調理する上州牛のステーキやローストビーフなど、記念日に食べたくなるような美食のメニューだ。
 おすすめは女将が記念日に手づくりする「ミートローフ」。ホテル一井こだわりの逸品だ。

画像:ミートローフ

女将特製の「ミートローフ」を調理場で再現した、ホテル一井こだわりの逸品。

画像:ビュッフェ「湯雲」

ビュッフェ「湯雲」のライブキッチン。

画像:ビュッフェ湯雲

2024年10月1日にオープンした、オープンキッチン付のメインダイニング「ビュッフェ湯雲」。五感で美食を味わう「ハレの日を楽しむ」空間だ。効率良く整然と配置されたビュッフェ会場内。通路も人がすれ違ってもじゃまにならないように配慮されている。

メイン料理を選び出来たてを味わう「季味の浪漫」

 もうひとつの食事処が『季味の浪漫』。メイン料理を肉または魚からチョイスし、会場中央オープンキッチンからの焼きたてを楽しめることで人気を呼ぶ。
 料理は和会席に鉄板焼など洋のテイストを取り入れた「スタンダード和食コース」と、そのコース料理を内容・ボリュームともにランクアップした「グレードアップ会席」が用意されている。例えば肉料理も上州牛のサーロインが楽しめる。特別な日にはぜひオーダーしてみたい。
 この他にも牛フィレステーキや和牛ロースステーキ、ロブスター・テルミドールをはじめ、舞茸や下仁田ネギの天ぷら、赤城地鶏の唐揚げなど群馬の郷土の味覚も別注できる。

白旗源泉と白根山万代鉱源泉を満喫する2つの大浴場

画像:大浴場 内湯

湯畑に近い10軒ほどの宿でしか使用できない「白旗源泉」があふれる大浴場「石殿」。

画像:大浴場 内湯

大浴場「石殿」のリニューアルで誕生した温度別の浴槽。熱い湯が好きな人も苦手な人も、これぞ草津の湯と感じる白旗源泉を堪能できる。

 楽しみの温泉は、大浴場『石殿』で満喫する草津最古の貴重な湯畑前白旗源泉と、露天風呂『石庭』で楽しむ白根山万代鉱源泉。どちらも贅沢な源泉掛け流しで堪能できる。
 『石殿』の浴場内に用意されているのが、「湯が熱すぎて入れない」というお客様の声に応えて誕生した温度別の浴槽。誰もが安心して草津の名湯を楽しむことができるようになっている。併せて火照った身体をクールダウンできる腰掛け湯も新設。さらに脱衣場にはパウダーコーナー、湯上がり処には待ち合わせに最適なソファも設置するなど、気配りは実に細やかである。

湯畑の眺めひときわの「ラウンジさくら」

画像:ラウンジさくら

草津温泉のシンボル「湯畑」を目の前に眺める「ラウンジさくら」。プロジェクターによる大型スクリーンも用意されている。カウンター席では草津散策の計画を立てたり、無料のコーヒーや紅茶も楽しめる。

 館内ではさらに「ラウンジさくら」が宿泊者のみに開放されている。もともとは湯畑のフォトスポットだっただけに眺望は抜群。無料のコーヒーやウォーターサーバーに加えて、ワイン・日本酒の有料コイン式サーバーも用意されていて、湯上がりや休息、談笑のひとときを演出している。ライトアップされた湯畑を眺めながら思い思いのひとときが楽しめるのも湯畑正面の宿ならではの恩恵である。
 草津といえば湯畑。湯畑といえば、ホテル一井をおいてない。

画像:おみやげセンター 本館湯畑側で賑わいを演出するおみやげセンター。草津随一の広さで、地元の特産品、草津6大源泉の入浴剤、銘酒など多種多様な土産品で旅の思い出を演出している。

魅力はお部屋
湯畑の眺めを満喫できる2つのエグゼクティブルーム

画像:エグゼクティブルーム

エグゼクティブルームならでは。電気暖炉灯り揺れる洋室。大画面のプロジェクターを完備し、地上波・衛星放送、YouTubeなどが楽しめる。

画像:湯畑側エグゼクティブルーム

「湯畑側エグゼクティブルーム」から眺める湯畑。草津ならではの風景を独り占めできる。

 2024年のフルリニューアルオープン以来、大きな話題を集めているのが湯畑隣接棟の本館最上階8階に誕生した「湯畑側エグゼクティブルーム&山側エグゼクティブルーム」だ。
 「草津での滞在をもっと特別な時間に」という設計思想で生まれ変わった木の温もりと日本の伝統文化香る空間は、飛騨家具のソファでくつろげるインナーテラス風リビング、草津温泉内では最上級の寝心地を体験できる厚マットレスのシモンズベッド、テレビやサブスクリプションサービスを大画面で楽しめるプロジェクター、心やすらぐ灯りでくつろぎを増幅する電気暖炉を備え、ひときわ優雅な滞在を約束している。
 湯畑側客室からはライトアップされた湯畑を、山側客室からは四季折々の白根山嶺の景色を眺められる窓際カウンターテーブルも設置され、草津随一の立地からの絶景を満喫できる。アメニティや備品も通常客室とは異なるハイグレード仕様だ。

画像:湯畑側エグゼクティブルーム

湯畑隣接棟の本館最上階8階に誕生した「湯畑側エグゼクティブルーム」。日本の伝統を感じる木の香あふれる空間だ。草津では最上級グレードのシモンズベッドを設置。

画像:インナーテラス風リビング

飛騨家具のソファでくつろぐインナーテラス風リビング。

詳細情報
建物 本館:鉄筋8階建、別館:鉄筋9階建、西館:鉄筋6階建 
客室 (全120室)/和室107・洋室3・和洋室10
食事 夕食:会席料理・ビュッフェ、朝食:和食・ビュッフェ 
館内施設 浴場:大浴場・露天風呂、宴会場(30名)、ビュッフェ(128席)、食事処(103席)、喫茶、売店(一井おみやげセンター)
料金 18,700円~85,800円(税込、入湯税別) 
チェックイン・チェックアウト チェックイン15:00・チェックアウト10:00
Wi-Fi ロビーラウンジ・客室 
禁煙・喫煙 全館禁煙・指定喫煙所有り
温泉泉質 白旗源泉:酸性・含硫黄・アルミニウム・硫黄塩・塩化物泉、万代鉱源泉:酸性・塩化物・硫酸塩泉(pH:大浴場2.0、露天風呂:1.7)
施設情報 / 交通アクセス
所在地 〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町411
鉄道 JR吾妻線長野原草津口駅下車、タクシー約25分
バス JR長野原草津口駅から草津温泉行き、草津温泉バスターミナル下車、徒歩約10分 
高速バス バスタ新宿からJRバス「上州ゆめぐり草津温泉」行きで約4時間、草津温泉バスターミナル下車、徒歩約10分 
自動車 関越自動車道渋川・伊香保ICから国道17・353・145・292号線経由約80分 
駐車場 乗用車100台(有料、1台1泊500円)(EVカー充電器:有り)  
送迎 草津温泉バスターミナルから(予約不要・到着後電話要)
TEL 0279-88-0011 
FAX 0279-88-0111 
URL https://www.hotel-ichii.co.jp

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