２０２３年「ＴＨＥＬＡＫＥＲＥＳＯＲＴ」をコンセプトとする新本館がオープンし、併せて誕生した魅力的な施設群とともに充実感ひときわのリゾートステイを提案する池の平ホテル。
　新客室は和モダンの設えで、１室だけのコーナースイート「エクセル」を最大客室に、白樺湖望むビューバス付「スイート」、あらゆる年代層に対応する「ユニバーサル」など５タイプ。白樺湖畔に流れる時間をゆったりと楽しめ、車山や高原の澄んだ空をより身近に感じる空間だ。宿泊者はビュッフェメニューとプライベートキッチンでの特別料理が楽しめる。
　人気の湯殿はレイクリゾートの解放感と北八ヶ岳・蓼科山の心地良い源泉を満喫する天然温泉「湖天の湯」で 、３つの湯処のメインエリアとなる「湖畔混浴空」と「展望サウナ‒Ｋｕ‒」では雄大な景色を混浴で楽しめる。利用の際には水着を持参するか、レンタル湯あみ着（無料）の着用が必要だ。
　内湯は木曽檜をあしらった「木の湯」と「石の湯」。内湯に導入されているフィンランド式のオートロウリサウナは水風呂と外気浴コーナーも備え 、大自然の中で心身がととのう。湯上がりラウンジでは蓼科山の伏流水を味わえる名水バーで水分補給ができる。

　新本館のもうひとつのコンセプトが、「信州五感のショーケース」。信州の豊かな風土が育んだ食材や文化、音、工芸品、そして大自然を五感で味わう多彩な施設がお目見えしている。
　話題は鉄板ダイニングや郷土料理、中華料理、スイーツ＆ベーカリーなど 13 の個店と、麵どころや寿司、天ぷらなどのコーナーが並ぶフードホールダイニング『湖畔の風』だ。開放的な空間に４９０もの席が用意されている。
夕食と朝食は信州の素材を使用したメニューをビュッフェ形式で楽しめるばかりか、「みずうみテラス」では澄んだ空気の中でカフェやランチが楽しめる。
　館内にはさらに信州の魅力を凝縮した屋内型温泉街「しらかば仲見世」も誕生している。
　諏訪大社の御柱を祀る仲見世通りには蔵元直送の酒類をはじめ、農場や牧場から届いた郷土食、木曽漆器や水引などの伝統工芸を体感できるショップ、昔懐かしい縁日などが楽しさひときわの時間を演出している。角打ちスタイルの屋台も用意され、利き酒体験など信州を五感で感じるひとときが楽しめる。
　新本館の誕生によってリゾートのあり方を大きく姿を変えたおもてなし。オープン以来、各界からも大きな注目を集める施設になっている。