こんぴらさんの階段の22段目というありがたい場所に位置する桜の抄。桜模様の館内がさながら花舞台のように滞在を演出している。
　琴平といえば、旧金毘羅大芝居（金丸座）で桜の頃に開催される四国こんぴら歌舞伎大芝居。その人気演目の「義経千本桜」にインスパイアされて誕生した新客室棟が『別邸 初音』で、ひときわ晴れやかな気分の滞在を叶えている。
　初音プレミアムは全23室が天然温泉の露天風呂付。和洋室は歌舞伎の世界観で装飾された和モダンの空間で、金刀比羅宮の参道あるいは讃岐富士の眺めを独り占めできる露天風呂を備えている。初音プレミアム宿泊者には専用ＶＩＰラウンジ『鼓』の利用や、『花見世厨房ゐきり』のプレミアム会席料理などの特典が用意されている。
　２０２４年には露天風呂から金刀比羅宮の大門を一望するトリプルタイプの客室が誕生した。さらに初音スタンダードに専用サウナ付の「コネクトサウナ＆スパルーム」４室が誕生。２０２３年に誕生した『ゆすらんサウナスパルーム』１室と同様、四国では数少ないプライベートロウリュサウナと水風呂、温泉外風呂を備えた空間だ。
　こんぴらさんに詣で、プライベートな温泉やサウナを堪能し、特別料理に舌鼓を打つ…。それが桜の抄からの新たな旅提案だ。