おもてなしが深化一途のホテル華の湯。楽しみは源泉温度53度、毎分４２７リットル、一日６１５トンもの湯量を誇る天然温泉だ。
　温泉と備長炭や様々な天然石との相乗効果を楽しめるのが、華風館10階の『展望ひのき癒しの湯』。岩風呂や檜樽風呂、洞窟風風呂、御影石くりぬき風呂など13の露天風呂と６つの内湯が揃うのが松風館の『庭園露天風呂』。２つの露天風呂付貸切風呂を合わせれば30の「湯舎めぐり」が叶う。とても一日ではめぐりきれないほどだ。
　食のバラエティも特筆だ。レストラン『風舞』ではオープンキッチンの出来たて創作和食に、メイン料理が個体識別番号付のふくしま牛、もしくは旬の魚が選べる月替わりの「究極会席」、料理茶屋『あさかの里』では「網焼き炙り会席」をそれぞれ堪能できる。
　さらに２０２４年10月にはビュッフェダイニング『巡りながら味わうツアービュッフェ』がグレードアップオープン。ライブ感あふれるオープンキッチンや、郷土料理が揃う「地場産館」、無煙ロースターの網焼個室、立ち呑みの「お！ちょこ横丁」などをめぐって楽しめる一大美食ゾーンになっている。まさにグルメの殿堂である。

　こうした多彩な食の楽しさと客室を組み合わせた宿泊プランが用意されているのも大きな魅力。注目したいのがインタワー３階中庭の離れ『松林亭』で、２０２２年に新客室25室がグランドオープン。
　源泉掛け流し露天風呂付客室は７室。プレミアムルームはアースカラーのインテリアの「連（つらなり）」と、雅で華やかなインテリアの「理（ことはり）」だ。約72㎡の空間には源泉掛け流し露天風呂とダイニングルーム、シモンズ社製ダブルベッド、ウォークインクローゼット、ワーケーションスペースが用意されている。宿泊者は専用プレミアムラウンジと、一枚板の大テーブルの専用ダイニングで贅沢なひとときが満喫できる。
　２０２３年には42㎡の和テイストのプレミアムベッドルーム『ジャパニーズツイン松韻』６室もオープン。松林や清流を眺める２名専用空間で、食事はオープンキッチン「風舞」で会席料理が味わえる。併せて一人旅にも適した『ゆったりシングルルーム』も誕生している。
　宿ではさらにＭＩＣＥ需要に応え、リアルな会議とオンラインを融合した「ハイブリッド会議」も提案。全室で対応可能なサービスだ。企業・団体利用もぜひ。
　贅沢すぎるほどの湯の醍醐味と規格外とも思える食の充実ぶり、プレミアムな客室群。大満足の滞在が叶う。