人気温泉旅館ホテル250選に5回以上入選の宿

2024

[ 栃木県 湯西川温泉 ]

清流沿いの源泉掛け流し露天風呂と、懐かしい囲炉裏会席の宴。
時空を越えて心の故郷に回帰する旅へ。

画像:緑の全景

客室は全室深山清流沿い。川のせせらぎを聴きながら、悠久の自然に溶け込むような非日常の安らぎに包まれる。

画像:フロント・玄関

「いらせられませ」の迎え太鼓に出迎えられてロビーに入るとそこは太古から時が止まったような世界。樹齢500年の姫小松の大柱に支えられた吹き抜けロビーに圧倒される。

画像:藤鞍の湯

源泉掛け流し露天風呂。手が届くほど川に間近な湯船を満たす湯西川温泉発祥、八百年以上あふれ続ける湯。

画像:半露天付客室

半露天風呂付客室と、源泉かけ流し半露天風呂の一例。プライベートな温泉を思う存分楽しめ、心身が癒される至福の空間だ。

画像:清盛半露天風呂

半露天風呂付客室と、源泉かけ流し半露天風呂の一例。プライベートな温泉を思う存分楽しめ、心身が癒される至福の空間だ。

 江戸初期の創業から三百五十余年の時を紡ぐ本家伴久。到着すると意表を突くような「いらせられませ!」の声と迎え太鼓の響き。時空を超えてきたおもてなしだ。
 ロビーにある樹齢千三百年の花梨から切り出したオブジェや五百年そのままの姫小松の大柱、一刀彫の鯉の鈎吊し、平家の遺品である八百年前の藤鞍や鎧など、館内には見るべきものが多い。
 平家伝承の「かずら橋」には、人と人との心や良縁、人と自然とを結ぶ架け橋であってほしいという宿の想いも込められ、八百年の時を越え当地で行われた「源平の和睦式」では両家の子孫が共に渡り、「心の架け橋」ともなっている。
 温泉は八百二十年以上も前に発見されたという湯西川発祥の源泉。メタケイ酸を含む美肌の湯として、昔も今も人気を呼ぶ。その名泉を源泉掛け流しで満喫できるのが、御影石の内風呂や川に手が届きそうな露天風呂、全室が湯西川沿いにある多種多様な客室露天風呂だ。
 2025年1月には源泉掛け流しの半露天風呂付スイート和洋室「親光」がリニューアルオープン。80㎡の広々とした二間続きで、ゆったりとしたソファやシモンズ社製ベッドが置かれ、四季折々の深山清流を愛でながらくつろげる。

画像:親光寝室

2025年にリニューアルされたばかりの半露天風呂付スイート和洋室「親光」。

画像:親光居間

半露天風呂付スイート和洋室「親光」の客室内和モダンなソファでゆったりと贅沢な時間を。

魅力はお食事
現代生活では想像もつかない囲炉裏端料理体験

画像:囲炉裏会席料理

名物「囲炉裏焼き」と会席料理。

画像:一升べら

鶏肉と山椒、味噌を練り込んだ宿のオリジナル名物料理「一升べら」。囲炉裏で炙って地酒とともに味わえる。

 夕食はかずら橋を渡り丸木の木組みの『平家隠れ館』へ。ランプ灯の下、囲炉裏に炭火が起こったら郷愁の宴の開始だ。山川の滋味満載の創作会席料理と名物の囲炉裏焼の御馳走を竹酒や濁り酒を酌み交わしつつ堪能する。現代生活とはまったくかけ離れた体験。原初のやすらぎに浸る感動のひとときだ。深山山椒を添えて味わう「一升べら」は先代女将の考案。焼味噌が香ばしく酒が進むことだろう。
 朝食はせせらぎを聞きながらゆったりと楽しむ自然の恵み豊かな創作和食膳だ。
 宿の催事は2月上旬から3月下旬頃の氷瀑ライトアップ。神秘な氷の芸術は一見の価値がある。
 隠れ里への旅は八百年の時を超え、心の故郷へと回帰する旅。きっと人や自然との絆も深めてくれる旅になる。

詳細情報
建物 本館:木造2階建
客室 (全24室)/和室24(内、露天付3、半露天付5、露天と半露天付は源泉掛け流し)
食事 夕食:和食(炭火焼囲炉裏会席料理)、朝食:和食 
館内施設 浴場:大浴場・露天風呂・貸切露天風呂(いずれも源泉掛け流し)、喫茶、ティーラウンジ、売店 
料金 25,500円~53,000円(税込、入湯税別) 
チェックイン・チェックアウト チェックイン15:00・チェックアウト10:00 
Wi-Fi 本館 
禁煙・喫煙 全館禁煙・指定喫煙所有り
温泉泉質 弱アルカリ性単純泉
施設情報 / 交通アクセス
所在地 〒321-2601 栃木県日光市湯西川温泉749 
鉄道 会津鬼怒川線湯西川温泉駅下車
バス 湯西川温泉駅から湯西川温泉行き、約20分、本家伴久旅館前停留所前下車すぐ 
自動車 日光宇都宮自動車道今市ICから国道121号線、約60分
駐車場 乗用車40台・大型4台(EVカー充電器:有り) 
TEL 0288-98-0011
FAX 0288-98-0666
URL https://www.bankyu.co.jp

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