人気温泉旅館ホテル250選に5回以上入選の宿

2023

[ 栃木県 湯西川温泉 ]

本州唯一、人と人、人と自然をつなぐ幸せの「かずら橋」。
三百五十余年の時空を越えて心の故郷に回帰する旅へ。

本家伴久 フロント

「いらせられませ」の迎え太鼓に出迎えられてロビーに入るとそこは太古から時が止まったような世界。樹齢500年の姫小松の大柱に支えられた吹き抜けロビーに圧倒される。

本家伴久 清盛

本館の半露天風呂付客室「清盛」。眺めが最高の川沿い角部屋で、ソファー付次の間との二間続きの和モダンルームだ。

本家伴久 氷瀑

厳冬期に宿が造り出す氷の芸術「氷瀑」。

本州唯一、人と人、人と自然をつなぐ幸せの「かずら橋」。
三百五十余年の時空を越えて心の故郷に回帰する旅へ。

意表を突くような「いらせられませ!」の声と迎え太鼓の響き。ロビーの樹齢千三百年の花梨から切り出したオブジェや五百年の大柱、江戸時代の一刀彫の鯉の鈎吊し、八百年前の藤鞍、鎧など湯西川最古の平家の遺品の数々。時空を超えてきたおもてなしに思わず心が立ち止まる。

江戸初期の創業から三百五十年余の時を紡ぐ本家伴久。平家伝承の「かずら橋」には、人と人との心や良縁をつなぐ橋、人とやすらかな自然とを結ぶ架け橋であってほしいという宿の深い想いも込められている。八百年の時を越え当地で行われた「源平の和睦式」の際、両家の子孫が共に渡り「架け橋」ともなった橋だ。歴史を宿す湯西川の自然と間近にふれあうひとときや、ランプ灯の下で火を囲んで楽しむ夕餉の時間などは、現代生活とはまったくかけ離れた体験。原初のやすらぎに浸る感動のひとときだ。

本家伴久 紅葉かずら橋 本州では唯一の「かずら橋」。かつて、源氏の追っ手から切り落として逃げるために作られた。

湯西川発祥の美肌の源泉を掛け流しで 平家隠れ館では名物囲炉裏焼に舌鼓

温泉は八百二十年以上も前に発見されたという湯西川発祥の源泉。メタケイ酸を含む美肌の湯として、昔も今も人気を呼ぶ。子宝の願いも叶えてきたという名泉である。その名泉を源泉掛け流しで満喫できるのが、御影石の内風呂や川に手が届きそうな露天風呂、多種多様な客室用の露天風呂だ。

本家伴久 藤鞍の湯

源泉掛け流し男性露天風呂「藤鞍の湯」。手が届くほど川に間近な絶景露天風呂である。湯船を満たすのは湯西川温泉発祥、八百年以上あふれ続ける湯。

夕食はかずら橋を渡って丸木の木組みの『平家隠れ館』へ。ランプ灯の下、囲炉裏に火が起こったら郷愁の宴の開始。山川の滋味満載の創作会席料理と名物囲炉裏焼の御馳走を竹酒や濁り酒を酌み交わしつつ堪能する。深山山椒を添えて味わう「一升べら」は焼味噌が香ばしくまさに絶品だ。朝食は自然の恵み豊かな創作和食膳。せせらぎを聞きながらゆったりと英気を養える。平家伝承の座敷雛や厳冬期の氷瀑ライトアップなど季節折々の演出も興味深い。隠れ里への旅は八百年の時を超え、心の故郷へと回帰する旅。きっと人や自然との絆も深めてくれる旅になる。

本家伴久 お食事処

食事処「平家隠れ家」個室の囲炉裏ダイニング(一例)。ランプ灯の下で火を囲む。

本家伴久 お料理

名物「囲炉裏焼き」と会食膳。

本家伴久 お食事

鶏肉と山椒、味噌を練り込んだ宿のオリジナル名物料理「一升べら」。囲炉裏で炙って地酒とともに味わえる。

詳細情報
建物 本館:木造2階建
客室 (全26室)/和室26(内、露天付3、半露天付3、露天と半露天付は源泉掛け流し)
食事 夕食:和食(炭火焼囲炉裏会席料理)、朝食:和食 
館内施設 浴場:大浴場・露天風呂・貸切露天風呂(いずれも源泉掛け流し)、喫茶、ティーラウンジ、売店 
料金 24,000円~41,600円(税込、入湯税別) 
チェックイン・チェックアウト チェックイン15:00・チェックアウト10:00 
Wi-Fi 本館 
禁煙・喫煙 全館禁煙・指定喫煙所有り
温泉泉質 弱アルカリ性単純泉
施設情報 / 交通アクセス
所在地 〒321-2601 栃木県日光市湯西川温泉749 
鉄道 会津鬼怒川線湯西川温泉駅下車
バス 湯西川温泉駅から湯西川温泉行き、約20分、本家伴久旅館前停留所前下車すぐ 
自動車 日光宇都宮自動車道今市ICから国道121号線、約60分
駐車場 乗用車40台・大型4台
TEL 0288-98-0011
FAX 0288-98-0666
URL https://www.bankyu.co.jp

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