人気温泉旅館ホテル250選に5回以上入選の宿

2025

[ 愛媛県 道後温泉 ]

現代建築の巨匠、黒川紀章氏の夢の結晶。
古き佳きやすらぎと新しき価値が調和する「共生の舘」。

「8階松風楼」特別和洋室801号室。春には西に桜に彩られた松山城の天守を望み、東に高縄半島へと続く山並みの季節の彩りを眺める。

2023年3月1日にリニューアルオープン最上階客室「8階松風楼」和モダンツインルーム。大人2人のための上質なくつろぎの空間。最上階から望む松山城や松山市街の夜景はまさに圧巻。

 道後温泉本館から坂を登った高台に建つ道後舘。独特の外観に胸ときめかせて玄関をくぐると江戸期の蔵屋敷をイメージしたロビー。吹き抜けの2階からゆるやかに流れる滝、空間を巡る川のせせらぎ…。和と洋、江戸情緒と現代感覚とが共生した黒川紀章氏の世界にいざなわれる。

 2023年に松風楼最上階8階に誕生したのが6室の「和モダンツイン」。大人2人だけで特別な時間を過ごすことをコンセプトとする上質な空間で、眼下に広がる松山城の眺めや松山市街の夜景も滞在に彩りを添えている。同じ最上階には、唯一の角部屋和洋室や和モダンと江戸情緒が同居する客室などが揃う。

 人気客室は7階の「庭園露天風呂付客室」9室だ。道後温泉100%の引き湯温泉を気兼ねなく満喫でき、宿泊プランによっては夕食も朝食も部屋食でゆっくりと楽しむことができる。

 また、黒川氏の設計思想を垣間見るのが3階の庭園付貴賓室だ。茶室「儒安堂」のある庭園に接して縁側と内庭が巧みに配されている。庭景色に融け込み、静けさと和の情感を味わう宿最高峰の空間。くつろぎが実に奥深い。

京都誓願寺竹林院にあったと伝わる戦国武将・古田織部好みの茶室を古図をもとに忠実に再現した「茶室 儒安堂」。京都の宮大工による、釘をまったく使っていない本格的数奇屋造りだ。

写真は松風楼7階708号室の客室露天風呂「白鷺の湯」。露天風呂付客室9室には名称も形状も異なる露天風呂が用意されている。黒川紀章氏の遊び心の賜物だ。

内湯、あつ湯、ぬる湯、打たせ湯、露天風呂、寝風呂、サウナを備えた大浴場。極上のひとときが満喫できる。

2024年11月には1階にフリーラウンジ『扇』がリニューアルオープン。樹齢300年の縁起松を眺めながらくつろげるゆとりの空間だ。

魅力はお食事
三千年の温泉を楽しみ、旅籠の歴史息づく美食を堪能

ほんのりとした灯りがともる情緒たっぷりの「湯けむりの道」。とても館内にあるとは思えない。

伊予の美味の数々が堪能できる(料理一例)。

準個室風料亭「四季・花数寄」。お部屋気分で食事が楽しめる。

 古いものと新しいものの調和を共生と呼び、自身の建築テーマとした黒川紀章氏。館内随所に氏の思いの丈を込めた様々な意匠がちりばめられている。

 大浴場へと続く「湯けむりの道」もそのひとつ。行燈がほのかに灯る道は古い町並みを彷彿とさせ、その向こうにどんな空間が待ち受けているのかを期待させる。それも道後舘での楽しみである。

 「湯けむりの道」の先にあるのが、木と石の野趣に彩られた極上の和の空間、広々とした大浴場だ。昼は緑に囲まれ、夜にはやわらかな光に包まれる雰囲気の中、三千年の歴史伝わる温泉を露天で楽しみ、あつ湯やぬる湯、寝風呂、サウナを時を忘れて楽しむことができる。源泉掛け流し100%の打たせ湯も絶好だ。湯上がりには宿の地下井戸から汲み上げたミネラルウォーターで喉を潤せる。

 夕食は旅籠の時代から受け継がれてきた旅館ならではの本格会席料理を、プランに応じて「部屋食」または半個室の椅子席や掘り炬燵式の小上がり席が用意された料亭『四季・花数寄』で堪能する。

 料理人が瀬戸内や地元産の旬の食材を厳選し、あしらいから調理、器選び、盛り付けにまでこだわった料理が、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく順次運ばれてくる。まさに至福そのものである。

 お部屋係の笑顔と細やかな心配りにお遍路さんをお接待してきた文化も垣間見る。

詳細情報
建物 鉄筋8階建 
客室 (全90室)/和室81・洋室8・和洋室1(内、露天風呂付客室9) 
館内施設 浴場/大浴場・露天風呂・ドライサウナ・足湯
料金 29,300円~(税込、入湯税込)
日帰り入浴 1,800円(税込・入湯税別、14:00~23:00) 
チェックイン・チェックアウト 15:00・10:00 
温泉泉質 アルカリ性単純泉、pH9.0
施設情報 / 交通アクセス
所在地 〒790-0841愛媛県松山市道後多幸町7-26 
TEL 089-941-7777 
URL https://www.dogokan.co.jp

このお宿の過去の記事

Language