人気温泉旅館ホテル250選に5回以上入選の宿 特集記事

SPECIAL FEATURES

特集

プリン、そば 郷土の味自慢

球磨焼酎ミュージアム

球磨焼酎ミュージアム白岳伝承館(人吉市/高橋酒造株式会社運営)

杖立温泉

おすすめは源泉温度98度の温泉蒸気を利用した「蒸し場」での手づくりグルメだが、名物「杖立プリン」を食べ歩くのも人気だ。かつて温泉街には温泉の蒸気を生かしてつくる茶碗蒸しに砂糖を加えたような「甘玉子」という郷土菓子があった。その甘玉子を現代風にアレンジしたのが「杖立プリン」。たまご、ほうじ茶、餡、杏仁、黒ごま、チーズ、からいも、米粉など、宿や店舗によって味が異なるから味くらべするのが楽しい。
また、山と自然に囲まれた小国町は、滝の裏側を見ることができる「鍋ヶ滝」などがあるように水にも恵まれ、蕎麦づくりには絶好の環境を誇る。南小国町中心部の「小国そば街道」沿いには丹精込めて手打ちした蕎麦を食べくらべできる蕎麦店が軒を連ねている。ぜひご賞味あれ。

小国そば

杖立温泉|小国そば街道

泊まるならココ

杖立随一、多彩な温泉を満喫できる県境の宿『つえたて温泉ひぜんや』

杖立温泉から、黒川温泉から未知の阿蘇体験

約3~5万年前に噴火した阿蘇五岳と約10万年前の火山活動によって形成されたカルデラ式火山、阿蘇山。阿蘇五岳や火口原をぐるりと取り囲む外輪山は熊本県のシンボル。大地の息吹を感じるスポットめぐりも観光の醍醐味だ。

草千里ヶ浜 千里ヶ浜火山跡にできた草原。馬や牛の放牧風景や噴煙を上げる阿蘇中岳火口が見渡せる。中岳火口を生中継する阿蘇火山博物館にもぜひ。
押戸石の丘 ピラミッド型の巨岩石やシュメール文字が刻まれた鏡石、日時計のはさみ石など人工的配置の石が点在する祈りの場。「太陽石」の裏側では方位磁石がグルっと一周まわる不思議な現象も。
ケヤキ水源 阿蘇溶岩の隙間から湧く水源。江戸時代にこの水神様にお参りした人が富くじで一番くじを当てたとの逸話も残る。
阿蘇大観峰 標高約935m。360度の大パノラマが楽しめる。気象条件が整った秋の夜明けから早朝にかけては雲海が見えることも。
九重”夢”大吊り橋 長さ390m、高さ173m、幅1.5m。歩道専用として日本一の高さを誇る吊橋。眼下に鳴子川渓谷の原生林が広がる。

九重”夢”大吊り橋

九重”夢”大吊り橋

阿蘇大観峰から見た阿蘇五岳

阿蘇大観峰から見た阿蘇五岳

知れば知るほど球磨焼酎
人吉温泉

日本に5つしかない本格焼酎のブランドは長崎の壱岐焼酎、鹿児島の薩摩焼酎、沖縄の琉球泡盛、伊豆諸島の東京島酒、そして人吉球磨が誇る「球磨焼酎」だ。清流球磨川が流れる米どころ。その水と米から造る極上の球磨焼酎がコニャックやボルドーワインなどと肩を並べる世界的な銘酒となっている。球磨焼酎の定義は、原料に国産米(米麹を含む)を使用すること、人吉球磨の水でもろみを仕込むこと、人吉球磨で蒸留を行うこと、人吉球磨でびん詰めを行うこと。地域全体に27の蔵元があり、200以上ものブランドが醸造されている。琥珀熟成の深みのある香りとまろやかな口当たりのもの、洋ナシやトロピカルフルーツを思わせる甘みのあるもの、樽香を感じるもの、炊き立てご飯のような甘い香りがあるものなどなどブランドの数だけ個性があるのが魅力だ。

球磨焼酎

人吉球磨では数字の0から5までの計6つの手の形をお互いに出し合い勝負するという、より複雑で難易度の高いジャンケン遊び「球磨拳」が親しまれている。希少な無形文化財である。ルールを覚えてぜひ挑戦を。負けたらおちょこ一杯の焼酎を飲まなければいけないというルールも存在する。

泊まるならココ

球磨川と人吉城趾を望む高品質宿『あゆの里』

和尚が手彫りした308歩の洞門
黒川温泉

黒川温泉から車で約90分。競秀峰の裾野に穿たれているのが耶馬溪「青の洞門」だ。高さ約6m、径9m、長さ308歩。たったそれだけ?などと思ってはいけない。曹洞宗の禅海和尚が30年余りをかけてノミと槌だけで掘ったものだからだ。川沿いの断崖にかけられた桟橋が危険で、人馬がしばしば覆没することを知った禅海和尚が陸道の掘削を思いついたという。完成は1763年(宝暦13年)。歌川広重の「六十余州名所図会」にも豊前国の名所として描かれている。青の洞門のある競秀峰は大分県中津市出身の福沢諭吉が景観を守るために土地を買い取ったことでも知られていて、諭吉が買わなかったら洞門は残っていなかったという。明かり採り窓などに手掘りのノミの跡を見ることができる。また、菊池寛の「恩讐の彼方に」は、禅海和尚の逸話を元にして書かれたものである。

泊まるならココ

・自然との境界がない山間の宿『山みずき』
・天然の巨岩「びょうぶ岩」を眺める渓流の宿『黒川荘』
・非日常空間と天文台が人気の宿『湯峡の響き 優彩』

豊前街道沿いで米米惣門ツアー
山鹿・平山温泉

里山の自然と美人の湯で隠れファンの多い山鹿・平山温泉。山鹿のメインストリートの豊前街道は情緒たっぷりの町並みを残している。明治時代に建てられた芝居小屋「八千代座」や、時を越えて蘇った「さくら湯」など、見どころ・湯どころもいろいろ。ぜひ楽しみたいのが「米米惣門ツアー」。街を流れる菊池川の流域は米の産地。豊前街道沿いの店や寺などを「お米」をテーマに案内する散策ツアーで、185年続く麹屋、明治時代から続く造り酒屋、せんべい屋、お寺などを愉快な案内人とめぐることができる。

八千代座

八千代座

米米惣門ツアー

米米惣門ツアー

Language