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肌にしっとり「草津の上がり湯」

四万温泉 積善館本館

四万温泉 積善館本館

四万温泉全景

四万温泉全景

四万温泉

江戸時代から多くの病を治す湯治場として栄えたのが草津温泉だが、温泉の酸性度が強烈だったため肌荒れに悩む人が少なくなかった。そのため草津から江戸に帰る道筋にあった四万温泉に立ち寄って「仕上げの湯」と呼ばれるやわらかな温泉に浸かり、荒れた肌を癒す習慣があったという。
四万温泉はナトリウムとカルシウムを含む柔らかな泉質が特徴で、乾燥しがちな肌を柔らかく包み込み、しっとりつやつやな美肌にしてくれる癒しの温泉。泉質はクレンジング効果で肌の汚れを取り除く炭酸水素塩泉とデトックス効果が期待できる硫化塩泉、保湿効果をもたらし肌をなめらかにする硫黄泉。その高い美肌効果から「三大美人泉質」と呼ばれている。

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室町時代創業、温泉三昧の宿『四万たむら』

ベルツ博士の知られざる裏話

湯畑ライティング

湯畑ライティング

ベルツ記念館

ベルツ記念館

草津温泉

江戸時代、関所があった頃は幕臣や大名は幕府に「湯治願」を提出しなければならなかった。明治期になっても許可が必要で、当時官僚だった岩倉具視が明治14年に湯治願を提出した記録が国立公文書館に残っている。岩倉が向かったのは有馬温泉だったという。岩倉がどうやら病気らしいと知った明治天皇は、当時最高の腕を持っているであろう東京大学医学部の教授に「岩倉を診ろ」と勅命を出した。そこへやってきたのが「エルヴィン・フォン・ベルツ」だったのだ。
明治11年に草津温泉を訪れたベルツは「日本鑛泉論」を執筆。明治13年には「政府主導で温泉を医学的に研究し活用すべき」と説いている。まさに岩倉が湯治した時期と、ベルツが日本の温泉研究に熱を込め始めた時期が被っているのだ。温泉療養の研究を進めていたベルツが、天皇の勅令で呼び出されてきてみたら、目の前には湯治をしたにもかかわらず衰弱している患者…。もっと温泉の研究が進んでいれば結果が違ったはず…、ベルツにはそんな思いがあったのではないだろうか。その後、なんとベルツは草津に6000坪の土地と温泉を購入し、医学界を飛び出して「まち」を作り始める。つまり岩倉具視の病が草津温泉造成のきっかけになったというわけだ。「草津には無比の温泉のほかにも、日本で最上の山の空気と全く理想的な飲料水が有る」と称えたベルツ。草津を訪れた人誰もが、その言葉を肌で実感している。時間があれば草津ベルツ記念館へもぜひ。(出典/「風呂デューサー」毎川直也氏のオフィシャルサイト「日々湯治」)

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・草津のあらゆる楽しみが詰まった『ホテル櫻井』
・草津のシンボル湯畑の一番井戸『ホテル一井』、湯畑から徒歩約1分
・明治10年創業の老舗旅館『奈良屋』
・約3000坪の自然林に彩られた料亭旅館『つつじ亭』
・4つの食事処で会席料理が堪能できる『喜びの宿 髙松』
・創業慶長3年の源泉掛け流し宿『草津温泉 望雲』
・全室天然温泉露天風呂付の宿『湯宿 季の庭』

高地療養に自信あり

万座温泉

万座温泉

万座温泉

上信越高原国立公園の大自然を望む万座温泉は標高1800mの温泉郷。富士山でいえば5合目の高さにあり、2024年と2025年の温泉総選挙では「秘湯・名湯」部門で2年連続全国1位に選ばれるほどの温泉地だ。泉温約80度、1日540万リットルもの湧出量を誇る温泉は日本トップクラスの高濃度硫黄泉で、諸病に顕著な効果がある。しかも紫外線やアレルゲンの少ない清らかな空気と高地気候の作用とが相まって、数日間温泉に浸かって過ごすだけでも免疫力が高まり細胞が活性化されるという。まさに奇跡の温泉地である。
人気宿の「日進舘」ではこの温泉と高地トレーニングを組み合わせた3泊4日の新湯治プランを提案している。プロのアスリートが行う高地トレーニングは有酸素パフォーマンスを向上させることが狙いだが、万座温泉ではそれだけではない。低酸素刺激によって赤血球を増加させて血流を改善。低酸素環境で有酸素運動やストレッチ、筋力トレーニングを行うことで心肺機能を高めつつ筋力や筋持続力の向上を促して免疫の抵抗力を高めていく。温泉入浴にも血行を促し、体温を上げ、免疫力を高める働きがあるため、運動効果を最大限に高める入浴法を教えてくれる。大自然の中で心身と向き合うウェルネスプログラム。周囲に体調が優れない人がいるならぜひすすめてほしい宿だ。

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展望露天風呂「極楽湯」が大人気の『万座温泉 日進舘』

身近な軽井沢で本格アート散歩

ザ・フォール1995

「ザ・フォール1995」ⓒ軽井沢千住博美術館 撮影:阿野太一 ⓒ軽井沢千住博美術館

チャーチストリート軽井沢

チャーチストリート軽井沢

磯部温泉

磯部温泉から車で約40分ほどの軽井沢。リゾート地としての魅力はもちろんだが、テーマを持って歩けば至高のアートとも身近にふれあえる。ぜひおすすめしたいのが、ヴェネツィアビエンナーレ絵画部門で東洋人として初めて名誉賞を受賞するなど世界的に活躍する日本画家・千住博氏の初期作品から近作までを展示している「軽井沢千住博美術館」。建築家・西沢立衛氏が設計を手掛けた建物は、明るく開放的な総ガラス張り。館内で唯一、閉鎖された幻想的な空間「The Fall Room」には、23mを超える大作「龍神Ⅰ・Ⅱ」が展示されている。蛍光塗料で描いた滝がブラックライトの光に照らされ、月光の中の滝が青白く光る様子が目と心を奪う。各種展覧会や特別展が鑑賞できるほか、ベーカリーカフェやショップもあり、アートと自然をゆっくりと楽しむことができる。また、ミュージアムパーク「ムーゼの森」にある「軽井沢絵本の森美術館」では近・現代に活躍する絵本作家の原画などを鑑賞できる。四季折々の企画展も行われており、静かな森の中で絵本の世界に浸れる。
戦後日本の現代美術を中心に海外アーティストも積極的に紹介しているのが「軽井沢ニューアートミュージアム」。旧軽井沢に差し掛かるあたり、総ガラス張りで白いカラマツをイメージした円柱で構成されたモダンな建築が目印だ。企画展の多彩さも群を抜く。気軽に参加可能なワークショップも用意されている。

撮影:阿野太一 ©軽井沢千住博美術館

撮影:阿野太一 ©軽井沢千住博美術館

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舌切雀物語」伝承の宿『ホテル磯部ガーデン』

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