明治十七年創業。あわらの歴史とともにある老舗宿。
数奇屋造りの名棟梁「故・平田雅哉氏」による本館で日本の文化を心ゆくまで。
明治十七年創業の老舗宿つるや。数寄屋造りの名棟梁である「故・平田雅哉氏」設計・施工による本館建物は茶室風・料亭風の造り。
随所に詫び寂びを表現した数寄屋造りの客室は一室ずつ異なった室礼で、格調ある佇まいに日本の心が宿る。下足番や番頭、仲居、女将の心を込めたおもてなしにも包まれて「本当の日本旅館」の良さをゆったりと体験できる。
北陸新幹線福井延伸を迎えて増室されたのが源泉掛け流しの半露天風呂付特別室、100㎡の「双鶴」と60㎡の「寿鶴」。ゆとりある空間には上質な家具や調度品が配置され、在室中は温泉はもちろん、アルコール類などを思いのままに満喫できる。客室は6タイプ。源泉掛け流しの内湯と露天風呂、6畳の茶室、15畳本間を備えたスイートルーム「大観」や、源泉掛け流し岩露天風呂付特別室「観月」も変わらぬ支持を集めている。
旅の醍醐味、湯の風情を味わえるのが、男女入替制の大浴場「福の湯」「芦の湯」と貸切風呂「つるの湯」。敷地内3本の湯元から湧く源泉を「100%天然温泉の掛け流し」で風情たっぷりに満喫できる。お客様サロンの庭でも、足湯と無料の「温泉たまごづくり」を源泉掛け流しで体験できる。
魅力はお食事
越前は山海の幸に彩られた味覚の宝庫。夕食は旬の地元食材を用いた月替りの創作懐石料理を堪能する。華美な演出を嫌い、量よりも質を大切に創作される料理の数々が越前焼陶器や河和田塗り漆器に美しく盛られ、温かいものは温かく冷たいものは冷たく、一品ずつ運ばれてくる。
創作懐石膳は、1日2組限定の極上の美味を愉しむ「鶴」と、メイン料理を魚または肉から選べる「亀」、料理長の真心伝わる逸品を味わう「福」の3種類。
期間限定の美食膳として、3月~11月にはブランド牛の蕩けるような旨味を味わう「若狭牛懐石膳」や、鮑を刺身やステーキ、しゃぶしゃぶで満喫する「鮑懐石膳」も食通を大いに唸らせている。
11月から3月にかけては黄色いタグ付の活け「越前ガニ」をメインとする「越前地ガニ懐石膳」が絶大な人気を呼ぶ。2人につき1杯、もしくは1人につき1杯のプランが用意され、調理方法も蟹刺し+甲羅焼き+天ぷら、または一杯まるごとボイルのどちらかが選べる。朝食は地元芦原産コシヒカリに定番の干物、滋味あふれる野菜のやさしい味わいだ。
食事処は夕食・朝食ともに個室食事処「黄鶴」の椅子テーブル席で。プライバシーに配慮した完全個室で気兼ねすることなく楽しむことができる。完全個室の食事処「月」「花」もリクエストできる。
詳細情報
建物 | 本館:木造2階建、別館:木造3階建 |
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客室 | (全22室)/和室16・和洋室4・露天風呂付2 |
食事 | 夕食:和食・懐石料理、朝食:和食 |
館内施設 | 浴場:大浴場・露天風呂・貸切風呂・足湯(いずれも源泉掛け流し)、宴会場(6室、8〜90畳)、個室食事処(13室70席)、クラブ、ギャラリー、売店 |
料金 | 34,100円〜132,000円(税込・入湯税別) |
チェックイン・チェックアウト | チェックイン15:00・チェックアウト10:00 |
Wi-Fi | 全館 |
禁煙・喫煙 | 全館禁煙・指定喫煙所有り |
温泉泉質 | ナトリウム・カルシウム・塩化物泉 |
施設情報 / 交通アクセス
所在地 | 〒910-4104 福井県あわら市温泉4-60 |
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鉄道 | JR北陸新幹線芦原温泉駅下車、タクシー約15分」 |
バス | JR芦原温泉駅下車から「あわら湯のまち」行きバス、下車徒歩約3分 |
駐車場 | 乗用車30台・大型1台(EVカー充電器:有り) |
送迎 | JR芦原温泉駅下車から(要予約) |
TEL | 0776-77-2001 |
FAX | 0776-78-7002 |
URL | https://www.awara-turuya.jp/ |