人気温泉旅館ホテル250選に5回以上入選の宿

2025

[ 石川県 山代温泉 ]

加賀五彩に彩られて、21時間滞在。
山代の「粋」を楽しみつつ、稀代の天然温泉と加賀の美食を堪能。

たちばな四季亭外観

山代温泉の中心、「湯の曲輪」に位置し、観光にも便利なたちばな四季亭。

2階ロビー

2階「洗心館」前のロビー。左奥に見えるのが、北大路魯山人作の「洗心館」の看板。

 北陸随一、千三百年の歴史を誇る山代温泉。総湯を取り囲む湯の曲輪(ゆのがわ)を歩めば、紅殻格子の佇まいや並ぶ灯籠に湯の街の原風景をみる。
 たちばな四季亭はその風情にしっとりと融け込む老舗宿。百五十年を超えるおもてなしの歴史を紡いでいる。宿の向かいは温泉発見の歴史や五十音の発祥に因む古刹薬王院温泉寺。隣には宿にゆかりの北大路魯山人が逗留した「いろは草庵」。山代の粋や幾多の楽しみとふれあうにはまさに絶好の地にある。

「山代の粋」と快適さを融合
加賀五彩をテーマとする客室群

露天風呂付和ジュニアスイート

2023年3月に誕生した6室の「露天風呂付和ジュニアスイート」。加賀五彩の色合いをモチーフにした設えの空間では、山代温泉の1号源泉を引き入れた露天風呂、シーリー社製ダブルサイズツインベッドやBoConceptのソファを配した15畳の和室でくつろげる。

 客室に感じるのも伝統の「粋」。輪島塗の扉や九谷焼のオリジナル取手、代々の宿主が収集した九谷焼の花器や季節ごとの掛け軸などで装飾された室内はまさに加賀の宿ならではの味わいだ。
 空間にも趣向が凝らされ、加賀五彩にインスピレーションを得て誕生した草色をテーマとする客室「萌木色」や、室名にも「古代紫」と冠した客室が、加賀に相応しい滞在を叶えている。
 2024年に誕生したのが「露天風呂付和ジュニアスイート」。6室それぞれが加賀五彩の色合いをモチーフとした設えで、シーリー社製ダブルベッドやBoConceptのソファを配した15畳和室、山代温泉第一号泉で満たした露天風呂を備え、大きな窓からは絶景を眺めながら過ごすことができる。朝夕の食事は併せて誕生した個室食事処「洗心館」で、作りたての美食の数々を最善のタイミングで満喫できる。
 また、同時にリニューアルオープンしたのが、加賀らしさを感じる和室やツインベッド空間へと刷新した「ひのき展望風呂付ジュニアスイート」と、洋室スペースを全面改装したバリアフリーの展望露天風呂付プレミアム和洋室「黄土色」。どちらも居住性が格段にアップ。山代の心地良い温泉や快適な空間に身を委ねて過ごすことができる。

展望露天風呂付Premium和洋室「黄土色」

展望露天風呂付Premium和洋室「黄土色」も2023年3月にリニューアルオープン。部屋の出入口にはスロープを設け、客室全体での段差を抑えた、バリアフリー仕様のコーナールームになっている。

ひのき展望露天風呂付ジュニアスイート

2023年3月にリニューアルオープンした「ひのき展望露天風呂付ジュニアスイート」。ツインベッド付主室12.5畳とソファースペース、洗い場付ひのき露天風呂、マッサージチェアを備えている。

客室「萌木色」

7.5畳のダイニングスペースに可動式のダイニングテーブル兼バーカウンターを備えた客室「萌木色」。加賀五彩の「草色」がテーマの空間。

世界にも名高い貴重な源泉を
開放感あふれる湯殿で

 山代温泉でも数少ない源泉は、大正初期にドイツで開催された万國鉱泉博覧会で金賞を受賞した世界に知られる名泉で、宿では源泉「あいうえおの湯」と称して男女の湯殿に注いでいる。
 殿方用大浴場「右近の湯」は、内外開放式で繋がる大浴場と2つの露天風呂に浸かりながら庭園を望む趣向。婦人用大浴場「左近の湯」は木洩れ日の中で庭園露天風呂を楽しむ趣向で、脱衣場には仕切りのあるパウダールームも用意されている。天井や壁、露天風呂の東屋や柱なども刷新され、明るく開放的な雰囲気の中でリフレッシュできる。

婦人大浴場「左近の湯」

御影石の浴槽にこんこんと源泉が注がれている婦人大浴場「左近の湯」。木立の中の庭園露天風呂の情感もひときわ。

男性大浴場「右近の湯」

内外解放式で、大浴場と2つの露天風呂がひとつなぎになった男性大浴場「右近の湯」。

魅力はお食事
九谷焼の器で味わう、季節折々の「創作懐石料理」

「月替り懐石」(一例)

四季を通じて食材の宝庫、北陸の旬の趣にあふれた「月替り懐石」(一例)。

2階ロビー

2階「洗心館」前のロビー。左奥に見えるのが、北大路魯山人作の「洗心館」の看板。

個室食事処「洗心館」

新たにお目見えした個室食事処「洗心館」。洗練されたプライベートな空間で、作りたての料理を最善のタイミングで満喫できる。

「のど黒」の塩焼き(一例)

秋に脂を増す「のど黒」の塩焼き(一例)。

「橋立蟹懐石」(一例)

冬には橋立港に水揚げされるタグ付きの「橋立蟹懐石」が食通を唸らせている(一例)。

 待望の夕食は、料理長が地産地消にこだわり、旬の食材本来の旨味を最大限に活かした「創作懐石料理」を、日本旅館ならではの部屋食、または魯山人作の「洗心館」の看板が展示された個室食事処で堪能する。
 色鮮やかな九谷焼の器で順々に運ばれてくるのは、海の透明度が高い能登や好漁場の橋立港から毎日水揚げされる新鮮な魚介、能登牛、加賀野菜を用いた目にも舌にも鮮やかな料理の数々。
 春は「能登牛地魚懐石」、夏は「黒鮑懐石」、秋は「のどぐろ懐石」、冬はタグ付の最高級がにを味わう「橋立蟹懐石」と、季節折々の美食を満喫できる。

古代檜「スーペリア客室」 古代檜「スーペリア客室」。ダイニングテーブル兼バーカウンターから山代温泉街の景観を眺めながら食事が満喫できる。

 ダイニングキッチン併設の「プレミアム和洋室」の宿泊者には一日一組限定で、料理長が部屋に出向き、目の前で調理する寿司や天婦羅を味わうプレミアムコース料理も用意されている。
 朝食は部屋食で地元契約農家から直接仕入れる県産コシヒカリの炊きたてや地元食材を活かしたメニューを楽しむ。朝食時間は朝10時まで。ゆったりめに設定されているのは、チェックイン15時、チェックアウトが12時の21時間滞在を叶える宿ならではの魅力だ。
 天然無垢の桐で敷き詰められた廊下を歩けば素足に柔らかく優しく、宿が標榜する「ひらがなのおもてなし」を実感する。滞在中はぜひ、湯の曲輪散策へ。女性には色浴衣姿、男性には作務衣が用意されている。

詳細情報
建物 鉄筋6階建
客室 (全20室)/和室6・露天風呂付14
館内施設 浴場(大浴場・源泉掛け流し露天風呂)
料金 37,550円〜(税込・入湯税込)
チェックイン・チェックアウト チェックイン15:00・チェックアウト12:00
温泉泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(pH7.9)
施設情報 / 交通アクセス
所在地 〒922-0256 石川県加賀市山代温泉万松園通16
TEL 0761-77-0001
URL https://www.shikitei.com

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