登別の原生林が静寂を誘う安息の「家」で、
癒しひときわのプライベートタイム。
時をくつろぐ癒しの家。登別温泉街と滝乃家を繋ぐのは、源泉から流れる湯の川クスリサンベツに架かる宿の専用橋。渡ればそこに「安息の家」、滝乃家が待っている。
我が家に憩うように心身を解き放つ客室は、和の懐かしさと洋のモダンが融けあう源泉掛け流し露天風呂付客室と、湯宿のやすらぎに満ちた和室と和洋室。いずれもが自然と融けあう隠れ家のような空間。間近に迫る登別の樹林が静寂なときへ誘い、深い眠りを誘う。
温泉露天風呂付客室の多くにはウッドデッキに登別の鉄泉で満たされた湯船が備えられ、森眺め、湯三昧の至福を演出している。完全プライベートをめざして、部屋食を運ぶスタッフ専用の別扉を設えた客室も用意されている。
和室と和洋室では登別原生林の伏流水の沸かし湯の内風呂付、暖炉付、二方向への開口部付など、多彩な間取りがプライベートタイムを演出してくれる。
湯の癒しは天と地2つの湯殿で。最上階『雲井の湯』は食塩泉と鉄泉の掛け流しで男女入替制。湯鏡に映る大空や森の緑に思わず息を呑む。地下2階『地縁の湯』は端正な樹々の風情の中。湯船には地獄谷からいただく硫黄泉とラジウム泉。大地がくれる温もりだ。
魅力はお食事
料理は割烹時代の流れを汲む宿ならではの懐石料理を、日本庭園を眺める全個室のダイニングで心ゆくまで堪能する。
客人との掛け合いを通して職人が腕を振るう割烹仕事と、庭やしつらい、もてなしの質を愉しむ料亭の粋、ふたつの心意気を感じつつ味わう料理はまさに登別の風土の恩恵である。
近隣の漁港に揚がる平目や雲丹などの魚介や噴火湾産毛蟹、通年で揚がる鰈の一種の高級白身魚「松皮」、さらには登別産和牛や十勝牛、穂別メロン、山菜など地場の滋味を用い、一品一品に手をかけた日本料理に創業時から何ら変わらないおもてなしの心が息づく。
百年伝承の「馬鈴薯餅」には翡翠餡のタレ。お造りにはカプチーノ感覚の泡醤油。出汁の旨さも上品かつ絶妙である。
朝食には夕餉の吸い物とは出汁の濃さまでも調整した味噌汁をはじめ、宗八鰈や時鮭、桜鱒、白老町の鶏の卵、地元のつと納豆など、ひと味もふた味も違う宿の朝ごはんが味わえる。
憩いはやすらぎの潜む特等席へ。薪が弾け、暖炉の炎ゆれる談話室、ジャズ流れるラウンジ、静寂の庭と向き合う密やかなカウンターバー…。自分が自分らしくいられる時間が静かに流れていく。
ここは還ってくるべき「家」。豊かに時を積み重ねた大人のための空間だ。
詳細情報
建物 | 鉄筋5階建 |
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客室 | (全30室)/和室8・洋室3・和洋室19(内、露天風呂付12) |
食事 | 夕食・朝食:和食 |
館内施設 | 浴場:大浴場・露天風呂、宴会場(3室、16~20畳)、バー、売店、エステサロン |
料金 | 35,000円~71,000円(税別、入湯税別) |
チェックイン・チェックアウト | チェックイン14:00・チェックアウト11:00 |
Wi-Fi | 全館 |
禁煙・喫煙 | 全室禁煙・指定喫煙所有り |
温泉泉質 | 食塩泉、鉄泉、ラジウム泉、硫黄泉 |
施設情報 / 交通アクセス
所在地 | 〒059-0551 北海道登別市登別温泉町162 |
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鉄道 | JR室蘭本線登別駅下車、タクシー約12分 |
バス | JR登別駅から登別温泉行き、約15分、登別温泉バスターミナル下車、徒歩約4分 |
自動車 | 道央自動車道登別東ICから道道洞爺登別線約6km |
飛行機 | 新千歳空港からタクシー約60分、または空港から「登別温泉行きバス」登別温泉バスターミナル下車、約60分 |
駐車場 | 乗用車30台 |
TEL | 0143-84-2222 |
FAX | 0143-84-2611 |
URL | http://www.takinoya.co.jp |