人気温泉旅館ホテル250選に5回以上入選の宿

2025

[ 宮城県 南三陸温泉 ]

深層天然温泉の「インフィニティ風呂」。
震災を風化させないための語り部バス。A級グルメ、星空観察…。
南三陸への旅は、驚きと感動の連続。

画像:インフィニティー風呂

オーシャンビューの露天風呂に浸かりながら眺める志津川湾。果てしない海や大空の広がりが気持ちを大らかにしてくれる。至福の時間だ。

画像:全景

志津川湾から見上げるホテル観洋。

 リアス式海岸の岸壁上で太平洋を抱くように佇む10階建の白亜リゾート、ホテル観洋。ロビーに入った途端に目に飛び込んでくる窓一面の海景色には訪れた誰もが魅せられる。早起きすれば海から昇る感動的な朝日にも出会える。
 客室はすべてオーシャンビュー。窓いっぱいに遮るものない大海原が広がり、朝な夕なに移り変わるドラマティックな眺めを目の当たりにできる。海上にはカモメやユリカモメが気持ちよさそうに飛び交い、部屋の窓を開ければかわいいウミネコもやってくる。

絶景のインフィニティ温泉と鮮度抜群の南三陸グルメ

画像:南三陸キラキラいくら丼と鮑の踊り焼き御膳

「南三陸キラキラいくら丼と鮑の踊り焼き御膳」(一例)。季節替わりで鮑やウニ、イクラなど新鮮な地元素材を盛り込む「南三陸キラキラいくら丼」は「フード・アクション・ニッポンアワード2014」審査委員特別賞を受賞している。

画像:日の出

温泉に浸かりながら眺める荘厳な日の出や神秘的な月も印象的だ。

 人気は絶景の「インフィニティ温泉」。宮城県内では珍しい太平洋に湧く深層天然温泉が湯船にあふれ、海に突き出した露天風呂に浸かれば湯面と海が繋がっているような不思議な感覚が楽しめる。東館2階と南館4階には大ガラス越しに海を眺める大浴場もあり、海に溶け込むようなひとときをエンジョイできる。
 眼下の志津川湾にはカキやホヤ、ワカメなどの養殖場や豊かな海の幸が揚がる小規模な漁港が点在する。2009年からホテルの女将が「食で町おこし」と企画立案して始まった四季折々の「南三陸キラキラ丼」もこの豊潤な海からの贈り物。南三陸の名物A級グルメになっている。
 ホテルを運営する阿部長商店では、三陸沖で水揚げされた豊富な魚や加工品を全国に出荷し、三陸の美食の普及に努めている。鮑の踊り焼きや気仙沼産のふかひれ姿煮など、その季節一番の旬の魚介を用いた料理もまさに絶品だ。いつ訪れても海の幸たっぷりの美食が楽しめる。

画像:南三陸キラキラうに丼

甘くとろける「南三陸キラキラうに丼」(5月~8月)。

画像:ふかひれの姿煮

ミシュランガイド宮城版で3つ星を獲得した「ふかひれの姿煮」(一例)。

スターパーティと志津川湾クルーズは、南三陸ならではの自然体験

画像:クルージング

志津川湾を巡る観光船でクルージング。志津川湾は様々な野鳥たちが息づく別天地。

画像:大浴場

東館2階と南館4階にある男女それぞれの大浴場。ゆったりとした湯船も気持ち良く、見渡す限りの大海原の眺めにも癒される。

画像:客室のワイドな窓越しにカモメがお出迎え

客室のワイドな窓越しにカモメがお出迎え

 滞在中は南三陸の豊かな自然とふれあう体験をお勧めしたい。
 南三陸エリアは環境省の「夜空の明るさ調査」でお墨付きの星空観察絶好の地。るるぶトラベルの「美しい星空が見えるおすすめ宿10選」にも選ばれている。人気を呼んでいるのが屋上を開放して開催される月2回の「スターパーティ」だ。晴天率が奇跡的に高いことで知られ、これまでに180回以上も開催され、全国から多くのファンを集めている。数名の星のソムリエの説明による星と星座、銀河・星雲の世界の話が何とも楽しく、思わず引き込まれてしまうという。
 目の前に広がる志津川湾のクルージングもぜひ。ラムサール条約に登録された湾は穏やかな海岸美や豊かな海に広がる養殖棚、荒島、野島、国天然記念物の椿島などで知られる景勝地。野鳥も多く、ウミネコたちが手の届く距離までやってくる。クルーズ船が志津川漁港発着で運航している。
 こうしたイベントや観光情報を含め、ホテルの旬な情報がホテル公式ブログや各種SNSに日々アップされている。公式ブログはもう6千回以上も投稿されているそうだ。ぜひ検索を。

貴重な体験
震災遺構をその目その心で確認
防災や減災への教えを学ぶ

 東日本大震災の記憶を風化させてはならない。「もの言わぬ語り部」として被災したままの姿を残すのがホテル所有の「高野会館」と阿部長商店創業者宅の「命のらせん階段」。ともに震災伝承施設に登録されている。
 ホテルでは一人でも申し込める『震災を風化させないための語り部バス』を毎日運行し、これらの震災遺構を案内しながら防災や減災の学びの場を提供し続けている。これまでに延べ49万人が乗車しているそうだ。
 こうした活動などが評価され、ホテルは「第3回ジャパン・ツーリズム・アワード」を受賞している。民間でこのような活動や「語り部シンポジウム」の開催を地道に継続しているケースは例がない。能登半島地震の記憶もまだ新しいだけに、未災地にホテルの想いが届くことを願うばかりだ。
 帰路には宿泊者無料で月曜~金曜出発の「観光付シャトルバス」が運行。クラフトショップや野菜直売所のある「道の駅津山もくもくランド」と「柳津虚空蔵尊」を巡りながらプラスアルファの思い出作りを叶えてくれる。ここでしか絶対に体験できない幾つもの感動がちりばめられたホテル。きっと心に深く刻まれる旅になる。

画像:震災を風化させないための語り部バス

「震災を風化させないための語り部バス」。スタッフがガイドを務め、町を案内する。

画像:震災を風化させないための語り部バス

仙台駅からの無料シャトルバス毎日運行(要予約)。

詳細情報
建物 南館(本館):鉄筋10階建・東館(新館):鉄筋10階建 
客室 (全212室)/和室170・洋室21・和洋室21
館内施設 浴場:大浴場・露天風呂・ドライサウナ
料金 14,640円~33,340円(税込、入湯税込)
日帰り入浴 1,000円(税込、11:00~15:00、最終受付14:00) 
チェックイン・チェックアウト チェックイン15:00・チェックアウト10:00  
温泉泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(pH6.1)
施設情報 / 交通アクセス
所在地 〒986-0766 宮城県本吉郡南三陸町志津川黒崎99-17 
バス 震災を風化させないための語り部バス/大人1,000円
TEL 0226-46-2442
URL https://www.mkanyo.jp

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