人気温泉旅館ホテル250選に5回以上入選の宿

2024

[ 石川県 和倉温泉 ]

令和6年能登半島地震に対する全国各地からのご支援と温かい応援に心より感謝申し上げます。
長谷川等伯の国宝「松林図屏風」写しの庭園。前田家ゆかりの茶室。
角偉三郎美術館。まさにここは「美術館に泊まる宿」。

松乃碧 エントランス

日本の粋が旅人を静かに迎え入れる「エントランス美術館」。芸術品とも思える伝統工芸品の数々が大人の時間を演出する。

松乃碧 ラウンジ

海と松の風景越しに七尾湾を眺めてくつろげるラウンジ・ロビー。

長谷川等伯の国宝「松林図屏風」写しの庭園。前田家ゆかりの茶室。
角偉三郎美術館。まさにここは「美術館に泊まる宿」。

七尾湾と空がひと続きになって青緑に融けあう。まさに「水天一碧」の絶景とともに心尽くしのおもてなしの世界へといざなう加賀屋別邸松乃碧。本物の日本、大人二人をテーマにした上質なくつろぎと癒しのひとときが約束されている。ラウンジロビーから眺めれば、そこに松、海そして空。七尾出身の画家、長谷川等伯の代表作、国宝「松林図屏風」をモチーフとした『庭園ガーデン 優士』が美しく佇む。庭園の一角には茶室『得寮庵』。前田家十四代藩主慶寧公の四女、慰姫様のお行儀見習いの場として江戸末期に建てられたお茶室の一部が移築されている。加賀の美意識に圧倒されることだろう。

別名『美術館に泊まる宿』。空間全体に輪島塗や九谷焼などの伝統工芸品が散りばめられている。大柱にも艶を放つ椀がディスプレイされている。愁眉は輪島出身の工芸家、故 角偉三郎氏の美術館だ。「漆器の原点を追い求めながら現代の漆器を創った人」と称されるように角偉三郎という大きな山なくして現代の塗物を俯瞰することはできないという。代表作の合鹿椀やへぎ板、お重、再現された工房、沈金のパネルや書など、輪島の職人たちと向き合う中で生まれた珠玉の作品や創作世界に、この地が培ってきた文化の奥深さを垣間見る思いだ。

松乃碧 茶室

庭園にある書院の格式漂う茶室。前田家家紋の剣梅鉢紋や鳳凰が描かれた格天井、釣鐘型の火燈窓、床の間の天井の一枚板に施された龍の絵の織物などが往時の面影を偲ばせる。

松乃碧 美術品

館内に移転した輪島出身の工芸家の故 角偉三郎美術館。加賀屋ラウンジ壁面の「天女の舞」も氏の作品である。

松乃碧 茶室庭園

千利休や豊臣秀吉らに重用された長谷川等伯の国宝「松林図屏風」をモチーフにした庭園ガーデン「優土」。

眺め豊かなひとクラス上の空間や温泉 加賀屋ならではの味の贅を心ゆくまで

客室は全室が風光明媚な七尾湾を眺める静寂な大人の空間。和室と和洋室、5室の温泉露天風呂付特別室、いずれ劣らぬ設えで、和のやすらぎを大切に現代風にアレンジしたベッドとソファ、上質なアメニティなどを備えている。特別室や男女大浴場で親しむ温泉は、この地に千二百年前から伝わる良質泉。眺めや浮遊感にも癒される。

松乃碧 客室 広さ約116㎡。オーシャンビューで温泉を備えた展望風呂付特別室が2室用意されている。

食事は加賀屋が長年培った和食の調理技術を受け継ぎながら新たな試みも取り入れた逸品尽くし。日本海の旬の幸や旬の食材にこだわった料理の数々は器使いも見事で、彩りの中に季節感までも演出されている。
加賀の伝統や文化を愛しみ、海の情景を眺め、ひときわの静寂さや癒しを堪能する。大人の鑑賞に堪える宿である。

松乃碧 女性大浴場

七尾湾に浮かんでいるような女性大浴場「黄昏の湯」水鏡の湯。

松乃碧 お料理

さながら「皿の上の一期一会」。日本海の恵みを活かし、季節感を演出した料理(一例)。

◎能登半島地震による影響で、松乃碧は当面の間、休館しております。今後についての情報は松乃碧公式サイトにてご確認ください。

詳細情報
建物 鉄筋5階建 
客室 (全29室)/和ベッド10、和洋室19(内、露天風呂付5、計29室)
食事 夕食・朝食:和食
館内施設 浴場:大浴場・露天風呂、コンベンションホール(40人)、料亭(25室)、バー、ティーラウンジ、売店
料金 49,500円~58,300円(税込、入湯税別)
チェックイン・チェックアウト チェックイン15:00・チェックアウト11:00 
Wi-Fi 全館
禁煙・喫煙 全館禁煙・指定喫煙所有り
温泉泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物泉(pH7.6)
施設情報 / 交通アクセス
所在地 〒926-0175 石川県七尾市和倉町ワ部34番地 
鉄道 JR七尾線和倉温泉駅下車、送迎バスで約6分 
自動車 北陸自動車道金沢森本ICから、のと里山海道約70km 
飛行機 能登空港からタクシー約50分
駐車場 乗用車50台
送迎バス 和倉温泉駅から(要予約)
TEL 0767-62-8000 
FAX 0767-62-8001 
URL https://www.matsunomidori.jp

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