千三百年前から湧き続ける「神の湯」を楽しむ由緒正しき日本の宿、佳翠苑皆美。
　2023年に誕生したのが玉造産の青めのうから造られる「勾玉」の力をイメージした『皆美うるわしリゾート』。「歴史の力・温泉の力・幸癒の力」が重なる世界観をコンセプトとして、心身の解放と回復を願う癒しの複合空間で、神々が集まる出雲・玉造の神の湯・美肌湯への思いを託した展望露天風呂と、松江藩七代藩主 松平不昧公の教え「客のこころになりて亭主せよ」を家訓とする宿の奉仕の精神を随所にちりばめた「うるわしガーデン」が、印象ひときわの旅時間を演出している。
　1階のうるわしガーデンに用意されているのが、プレミアムプラン利用者専用の「皆美プレミアム・クラブ天地」や、岩盤浴やよもぎ蒸しなどの癒し体験ができる女性専用の「温美活サロン A-Nyo」、不昧公が広めた茶の湯の文化体験と皆美コレクションのギャラリーでくつろげる「ステイラウンジ香昴茶」など、宿の思いが宿るコンセプチュアルな施設だ。
　西館9階の展望露天風呂「天遊の湯」では、科学的にも美肌と健康効果が証明された「神の湯」を存分に楽しむことができる。

　客室にも癒しひときわの空間が誕生している。気ままなスマート・ステイをテーマとする西の館「ときの宿り 天ゆら」に新設されたのが、岩盤浴効果のあるヒーリングカウチ完備の客室やフットマッサージ機・美顔器・ミストサウナ付客室、源泉掛け流し露天風呂付のプレミアム客室だ。喜多の館「絢美の宿り 吉祥」にも、神の湯を源泉掛け流しで堪能する客室が用意され、癒しの滞在を叶えている。
　日本海の幸に恵まれた山陰。夕食は老舗旅館「皆美館」から受け継がれた秘伝の味で、四季折々の旬の味覚の数々を堪能する。朝食は宍道湖のしじみ汁や炊きたての仁多米など和洋50種類以上の御馳走ビュッフェ。ライブキッチンからの出たても味わえる。美食を楽しむダイニングの充実ぶりも老舗ならではの貫禄だ。