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2024

[ 徳島県 新祖谷温泉 ]

ケーブルカーでコトコト登る「天空露天風呂」と囲炉裏を囲んで味わう祖谷の郷土料理を満喫。

画像:かずら橋

祖谷の山里の風景と祖谷渓谷の絶景が楽しめる天空露天風呂。時として、眼下に雲も浮かぶ。

 ケーブルカーで登っていくドキドキワクワクの「天空露天風呂」が大人気のホテルかずら橋。阿波青石の露天風呂にどっぷり浸かりながら楽しめるのは祖谷渓谷の絶景や山里風景。眼下に浮かぶ雲や渓谷を渡ってくる風、鳥のさえずりにも癒される。まさに隠れ里の湯。ここでしか出会えない。
 肌に良くなじむ湯は、疲労回復や肌にも優しい単純硫黄泉。貸切露天風呂も用意されているから大切な人と楽しむのもいい。昔風に薪で焚く貸切五右衛門風呂や、藁葺き屋根の休憩所「半兵衛の家」、天空足湯も用意されている。
 夕食は昔ながらの囲炉裏を囲みながら、山川の幸がたっぷりつまった祖谷の郷土の味覚に舌鼓。
 米が穫れなかった祖谷の暮らしの知恵から生まれた「そば米雑炊」、串に刺した蕎麦団子と豆腐、蒟蒻の姿を人形(でこ)に見立てて焼き、甘味噌だれで味わう「でこまわし」、つなぎ粉を混ぜずに作る「祖谷そば」、炭火でじっくり焼き上げるホクホクの「鮎の塩焼き」など、祖谷の歴史と食文化を感じる献立も堪能できる。
 食の合間には女将の「祖谷粉挽き唄」で宴が盛り上がる。それも祖谷ならではの体験である。

画像:かずら橋足湯

見はらし抜群の展望台に用意された天空足湯。

画像:露天風呂

貸切露天風呂。この他に貸切五右衛門風呂もある。

画像:休憩所

湯上がり休憩所「半兵衛の家」。

画像:5F和洋室

最上階5階の和洋室・五右衛門風呂付の「セミスイート」。

画像:囲炉裏 お食事

「でこまわし」「鮎の塩焼き」「そば米雑炊」「祖谷そば」など祖谷の味に舌鼓。

画像:でこまわし

祖谷の伝統の味覚「でこまわし」。

魅力はお食事
極上の滞在が満喫できるオアシスさながらの客室群

 客室は一室だけの温泉露天風呂付客室「天神」をはじめ7タイプ。近年のリニューアルで秘境のイメージを覆すほどの快適空間が誕生している。
 例えば、最上階5階の「セミスイート」は数寄屋造りの和洋室で、何と五右衛門風呂を備えた癒し空間だ。2024年に3階に誕生した「デラックス」は12畳和室とツインベッドが置かれた洋室、浴室に加えて遠赤外線サウナルームが用意された贅沢な空間になっている。併せて誕生した4階の「プレミア」は大人気ブランド「Refa」とコラボレーションした客室で、30㎡の贅沢な和洋室にはRefaのアイテムが用意されている。
 3・4階の角部屋には40㎡の「スイート」。モダンな和洋室で、祖谷の山里を眺める展望風呂を備えている。スタンダード和洋室はシャワールーム付の空間だ。
 これらの客室にはいずれも安眠を誘うシモンズ社製ベッドが設置され、時代の快適志向にも明確に応えている。まさに「秘境のオアシス」ともいえる客室構成だ。近年は訪日観光客が数多く訪れると聞くが、その理由がよくわかる。
 日本三大秘境の一つの祖谷には豊かな自然や人々の暮らしが今もそのままの姿で残る。こんな場所は日本中どこを探してもないと歴史家も云う。来ればきっとその目で確かめたくなる。

画像:露天風呂

露天風呂付客室「天神」。阿波青石を利用した本格的な露天風呂で温泉が楽しめる。

画像:かずら橋

国の重要有形文化財指定。祖谷渓のシンボル「かずら橋」。シラクチカズラでできた長さ45mの吊り橋。毎夜、ライトアップされた橋を眺めるナイトツアーも開催される。

画像:ケーブルカー

天空露天風呂への急傾斜を登っていくケーブルカー。3階中庭に乗り場がある。

詳細情報
建物 鉄筋5階建 
客室 (全22室)/和室13・和洋室7・露天風呂付1、サウナ付1
食事 夕食:郷土料理、朝食:和朝食
館内施設 浴場:大浴場・露天風呂・貸切風呂・遠赤外線サウナ・足湯、宴会場(1室、100畳〜)、売店 
料金 21,450円~32,450円(税込、入湯税別) 
日帰り入浴 1,200円(税別、10:30~16:00) 
チェックイン・チェックアウト チェックイン15:00・チェックアウト10:00
Wi-Fi 全館
禁煙・喫煙 全館全室禁煙
温泉泉質 単純硫黄泉(pH8.80)
施設情報 / 交通アクセス
所在地 〒778-0102 徳島県三好市西祖谷山村善徳33-1 
鉄道 R土讃線大歩危駅下車、タクシー約15分 
バス JR大歩危駅からかずら橋行き約20分、ホテルかずら橋バス停下車、すぐ 
自動車 徳島自動車道井川池田ICから国道32号線経由約50分
飛行機 高知龍馬空港からタクシー約90分
駐車場 乗用車30 台・大型6台(EVカー充電器:有り)  
TEL 0883-87-2171 
FAX 0883-87-2175
URL https://www.kazurabashi.co.jp

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