昼神グランドホテル天心はこれら魅力のすべてを満喫できる近代和風の宿。温泉街中心にありながらも周囲には花桃の木が植えられ、一部客室からは花桃を眺めながらくつろげる。宿は朝市広場に隣接しているから朝の散策にも便利だ。

湯力を実感できるのが2つの湯殿。7階ワンフロアを占めるのが温泉郷を望む展望大浴場「天辺の湯」だ。高齢者でも安心して浴槽まで行ける人に優しい施設になっている。女性には個別パウダーコーナーを設置するなど心配りも手厚い。1階には庭園露天風呂「天地の湯」。檜の大屋根の露天岩風呂や寝湯、壷風呂、内湯が揃う。夜ともなれば1階足湯がライトアップ。デッキチェアでビールなども楽しめる。

人気客室は「天の館」3階の露天風呂付客室2室。「天満月」では青森ひばの浴槽で寝湯も楽しめる。フローリング敷きの「心満月」には木曽檜のデザイン浴槽が用意されている。両室ともベッドはシモンズ社製で屋外には開放的なデッキを設置。宿泊者はさらに特別メニューの食事も堪能できる。「天の館」6階には上質な雰囲気の特別室「桂舟」。将棋の第46期王位戦（羽生善治王位・佐藤康光棋聖のタイトル戦）も行われた由緒ある客室で、家族やグループでの利用にも最適だ。

夕食は季節の旬の味覚や厳選した信州の食材を用いた会席料理を、プランに応じてオープンキッチン付レストラン「天の厨 花と星」やアジアンな雰囲気のダイニングレストラン「かまど」、掘り炬燵席や個室を備えた食事処「四季亭」で楽しめる。今一番の人気を博しているのが通年開催の「天空の楽園ナイトツアー」。全長2500ｍ、高低差600ｍ、所要約15分のロープウェイで標高1400ｍ地点まで向かい、日本一の星空を堪能できる。