特集
風呂じまんの宿 中部編5
旅館やホテルの三大要素と言えば、施設・料理・サービス。それに加えて日本の宿の魅力を何倍にも引き上げるのが、「温泉」「浴場」です。
これからの季節、名湯に浸かれば心もカラダもリラックスでき、一年の疲れもキレイさっぱり洗い流せることでしょう。第9回は「風呂じまんの宿 中部編5」岐阜県の宿を紹介します。
日本三名泉の一つ、下呂温泉を「水明館」のヒノキ風呂で満喫
ヒノキの香りがかぐわしい大浴場でリラックス
日本三名泉の一つ、下呂温泉。飛騨川沿いの温泉リゾート旅館、水明館には、臨川閣(りんせんかく)、山水閣、飛泉閣(ひせんかく)の各館に大浴場を備えています。宿泊者は全大浴場を利用可能で、なめらかな湯ざわりの美人の湯が評判です。
臨川閣の「下留(しもどめ)の湯」では、日本庭園が望める檜(ひのき)風呂を用意。天井、壁、柱にも檜が配され、やさしい木の香りが漂います。男女ともにサウナルームも完備しています。
山水閣は、樹木の緑と巨岩に囲まれた野天風呂と内湯を完備。野天風呂の「龍神の湯」(男性用)、「観音の湯」(女性用)から天を仰げば、飛騨の星空が顔を覗かせます。
飛泉閣9階の「展望大浴場」は、一面ガラス張りの窓から温泉街や飛騨の山々を一望でき、絶景を眺めながら湯浴みを楽しめます。
臨川閣には貸し切り風呂と岩盤浴も設置。岩盤浴では麦飯石、溶岩石など天然鉱石が使われ、癒やしを体感できます。
全大浴場の混雑状況を客室内のテレビや館内各所のモニターで確認できるので、「湯めぐりをするお客さまから大変喜ばれている」(同館)とのこと。空いているタイミングが一目で分かるのが嬉しいですね!
温泉について
・泉質:アルカリ性単純温泉
・特徴:56.1℃(最高井戸84℃)無色透明
・効能:運動器障害、リウマチ、神経麻痺、病後回復、疲労回復、副腎を活性化
部屋でくつろぎながら飛騨の美味を満喫
食事は和洋中の異なるスタイルを楽しめるレストランやダイニングを備えるほか、部屋でくつろぎながら和食会席を楽しめる“お部屋食”も用意。飛騨牛をぜいたくに味わい尽くす「飛騨牛満喫」は、総料理長もイチ押しするメニューです。
水明館
【基本情報】
・住所:岐阜県下呂市幸田1268
・電話番号:0576-25-2800
・建物:飛泉閣:9階建/山水閣:5階建/臨川閣:12階建/青嵐荘:5室
・客室:全264室(和室:162室/洋室:26室/和洋室:76室)
・浴場:大浴場、露天風呂、サウナ
・最低宿泊料金:¥13,750(税込)~
・駐車場:200台
【食事】
・夕食:和食、洋食、創作和食、中華、会席料理、バイキング
・朝食:和食、バイキング
【サービス・設備】
・日帰り入浴、ランチ営業、室内プール、アスレチックジム、エステサロン、カラオケルーム
・EV充電(口数:3口、予約不可)
東光高岳:20kw(急速)×1台、エコQ電アプリで支払い
Terra charge:6kw(普通)×2台、Terra chargeアプリで支払い