特集
正しく知っておきたい
伊勢神宮
鳥羽温泉郷
伊勢神宮の正式名は「神宮」で、皇室の祖先神である天照大御神を祀る内宮、衣食住や産業の守り神・豊受大御神を祀る外宮を中心に125の宮社から成り立ち、檜や広葉樹からなる森に抱かれる。その森の中で重んじられてきたのが、常に若々しく清浄であり続けることで永遠性を保つ「常若」の思想だ。“変わらないために変える”、それが神宮最大の神事、20年に一度の式年遷宮。天武天皇の発意によって制定され、約1300年にわたって継続している。式年遷宮では社殿をはじめ、宇治橋や鳥居、装束や神宝まですべてを一新するが、日本の古い建築様式「唯一神明造」を用いた社殿には御造営用材としての檜が約1万本、丸太材積で約1万㎥と膨大な量を必要とするそうだ。次回の式年遷宮は2033年だ。
年間1500以上のお祭りが行われている伊勢神宮。朝夕、神様にお食事を差し上げるのもお祭りで365日×朝夕の2回行われていることになる。重要な祭りは三節祭と呼ばれる神嘗祭と年2回の月次祭で、とりわけ大事なのは一年の豊作を感謝して新米を神に捧げる「神嘗祭」。お米は命をつないでくれる大変ありがたいもの。米騒動で騒がしい令和に何にも増して必要なお祭りである。そうした意味から「外宮」でぜひ参りたいのが、衣食住や産業の守護神として崇められる「豊受大神宮」、風雨の災害に遭うことなく農作物が育つように願う「風宮」など。お祭りについては11点の重要文化財を含め1万3000点もの品を収蔵・展示している「神宮徴古館」で知ることができる。参拝後はおはらい町へ。中程にあるのが「おかげ横丁」だが、実はその生みの親がおなじみの「赤福」だ。江戸の最盛期には年間500万人もの人々が押し寄せた伊勢の賑わいを取り戻したいという思いから大規模な町の整備を行って今日の隆盛へと導いている。
泊まるならココ
・戸田家温泉村と絶賛の美食『戸田家』
・湯めぐり海百景がテーマのリゾート『鳥羽シーサイドホテル』
温泉&アミューズメントの楽園
湯量1日1万トンを誇る長島温泉は桑名市の「ナガシマリゾート」の中にあり、日本最大級の広さを誇る庭園露天風呂が魅力の「湯あみの島」、絶叫マシンが揃う「ナガシマスパーランド」、季節の花々が咲く「なばなの里」「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」なども併せて楽しめる。
遠浅のビーチで楽しむ
「SUPヨガ」
磯部わたかの温泉
的矢湾に浮かぶハート型のわたかの島は自然と身近にふれあえるアクティビティが用意されている。光あふれる夏の休日を楽しむなら、こじんまりとした「パールビーチ」へ。目の前には白砂の浜と遠浅で透明度の高い海。スパニッシュ瓦葺き屋根やスタッコ壁を用い、熱帯系植物の植樹して誕生した南欧風の人工ビーチが、日盛りのバカンスを色鮮やかに演出してくれる。更衣室やロッカーはもちろん、屋外シャワー、休憩ブース、トイレも用意され、快適に過ごすことができる(遊泳可能期間・時間/7月初旬~ 8月中旬の9時~14時)。ぜひトライしたいのが、近頃話題を呼んでいる「サップヨガ」。水に浮かんだSUPの上で行うヨガだ。不安定な水上で行うため、体幹やインナーマッスルを効果的に鍛えられる。夜には星空観測も楽しみ。離島ならでは、東西南北どの方向でも水平線まで広がる美しい星空を堪能できる。
泊まるならココ
絶品の魚料理と天然療養温泉『風待ちの湯 福寿荘』
鳥羽の海で
漁師になろう
鳥羽本浦温泉
鳥羽の浦村町は牡蠣養殖の産地。毎年11月~3月にかけて牡蠣小屋が賑わい、海岸には多数の漁船や牡蠣加工の作業場がずらりと並び、漁村らしい風景が広がっている。ここで楽しめるのが漁村体験。「ワカメ狩りツアー」では養殖網いっぱいのワカメを漁師さんの手ほどきのもと自分の手で刈り取る。シャキシャキ食感の若ワカメはその場で食べることもできる。もうひとつが「牡蠣打ちツアー」。海上に設置された養殖イカダでは、漁師さんに支えてもらいながら大小併せて200個以上の牡蠣が付いた牡蠣マンションの重さを体験。収穫後の牡蠣は殻のまま洗浄機で洗い、作業場ではくっついた牡蠣同士をコテではがしとる”牡蠣打ち”の作業を体験する。もちろん絶品の蒸し牡蠣を試食できる。ワカメ狩りツアーは2~4月上旬、牡蠣打ち体験は1~3月。どちらも4名催行だから、家族や友人同士で参加できる。
泊まるならココ
生浦湾を望む温泉と美食の宿『サン浦島 悠季の里』
