海と融け合う多彩な施設で魅惑のリゾートシーンをプレゼンテーションするホテルシーモア。
　オーシャンビューの眺望を楽しむ客室はスイートルーム、デラックスルーム、モデレートツインとトリプル、和室の５タイプ。
　どこまでも続く蒼い海と空、美しい夕焼けと輝く星座、無数の漁り火を眺めて過ごせるのが広さ80㎡で幅１４０㎝幅のベッド２台とインナーテラスを備えた「スイートルーム」だ。各階角部屋には２方向の窓から唯一無比の海の大パノラマを望むコーナースイートルームが用意されている。
　デラックスルームは和洋室タイプで、目の前に太平洋が広がる約50㎡の広々としたシンプルかつモダンな空間。約５畳の小上がりやベッドで海を眺めて過ごせる。

　３フロアに連結する大浴場と露天風呂。Ｂ１Ｆには足元が悪い人でも楽しめる「波の湯」、Ｂ２Ｆには白浜の名泉を湛える大浴場「海の湯」があり、あつ湯、ぬる湯、水風呂や、ヨモギや菖蒲、柚子などの季節の風呂、腰掛湯などを趣向豊かに楽しめる。Ｂ３Ｆの露天風呂「三段の湯」は身体への負担が少ない深さ１２０㎝の立ち湯。三段階の深さの露天風呂で源泉掛け流し温泉が楽しめる。大浴場入口には５種類のシャンプーとトリートメントから選べるシャンプーバーも用意されている。
　これらシーモア自慢の湯殿では、時間帯によって移り変わっていく様々な海や空の表情に出会えるのが魅力。名湯に浸かりながら情感あふれる海の風景が楽しめる。

　朝、昼、晩とシーンに応じた食事を満喫できるのがビュッフェレストラン「ｂｙ ｔｈｅ ｏｃｅａｎ」。専用ピザ窯から運ばれる手作り生地の焼きたてピザなど、８カ所のライブコーナーから提供される作りたての料理は、夕食は約１００品目、朝食は約80品目の「シラハマ・ビュッフェ」。体が喜ぶサラダバー、館内のベーカリーで焼いたパン、海鮮系の料理も楽しめる。
　魚料理なら「いけす円座（わろうだ）」の御膳料理。店内中央の大型生け簀を眺める40ｍ50席のカウンター席やゆったりとした小上がり席で堪能できる。活きアワビの踊り酒蒸しも付いてくる贅沢さだ。炊きたての金芽米やあら汁も人気を呼んでいる。
　「いけす円座」の海側にはカウンター16席の「すし八咫（やた）」。板前越しに眺めるのは白浜の海。海の臨場感の中、新鮮なネタに心を込めた絶品の寿司を堪能できる。おまかせの握りはもちろん、海の幸の一品料理なども納得の旨さだ。地元の人気店だから早めのご予約を。

　リゾートでの一日。楽しみ方は実に多彩だ。目の前に広がるオーシャンビューを眺め、心地よい波音に包まれるのが貸切で利用できる完全プライベートな「サウナハウス」。セルフロウリュウ付のサウナと、水風呂・露天風呂・外気浴を備えたガーデンテラス、ミニキッチン付リビングスペースなどが用意されている。オーガニックオイルを使用したマッサージプランや、手ぶらでも楽しめるＢＢＱプランも有料でオーダーできる。
　エクササイズならヨーロッパ最大手のトレーニングマシンメーカーＰＡＮＡＴＴＡの最新マシンを導入した「ＳＰＡ ＳＩＤＥ ＦＩＴ ＣＬＵＢ」へ。気持ち良く汗を流せばストレスの解消にもなる。
　インフィニティプールのプールサイドにはＯＮＥ ＳＡＵＮＡ」のバレルサウナがあり、セルフロウリュも満喫できる。
　ぜひ楽しみたいのが海中散歩。沖合１００ｍの地点に高さ18ｍ、水深８ｍの白浜海中展望塔（コーラルプリンセス）があり、360度の丸窓から悠々と泳ぎまわる約30種類の魚を鑑賞できる。
　休息には爽やかな海風を感じるインフィニティテラスへ。日光浴はもちろん、ホテル自慢の焼きたてパンやコーヒーとともにくつろぐのもいい。ホテルシーモアのシンボルとも呼べる32ｍもの長さの開放的な空間。夕暮れには水平線に沈む美しい夕陽、深夜には暗い海に瞬く無数の漁り火を眺めて過ごせる。
　白浜観光には専用ガイド付の「白浜ジオさんぽ」もぜひ。徒歩で楽しめるのは、ホテル近くの「崎の湯」からスタートする「湯崎コース」。万葉の湯や万葉秘話などに彩られた観光プランだ。ホテル内のジャイアントストア南紀白浜にはレンタサイクルも用意されており、白良浜付近をサイクリングで楽しむのもおすすめだ。